緒方 秀一郎 弁護士

相談時に心がけているのは、できる限り相談者の方のお話に耳を傾け、相談者の方にとってもっともよい解決策を一緒に考えていくことです。

というのも、相談にいらっしゃる方には一人一人、それぞれ異なった事情がありますので、もっともよい解決方法も人それぞれなのです。そのため、相談にいらっしゃった方すべて一律に、「こうしたほうがいいですよ」とアドバイスするのではなく、相談者の方に一番納得いただけるような解決策をご提案したいと思っています。パズルボードがあったとしたら、そのうえに解決のキーとなるピースを当てはめていくイメージですね。それでこそ、お客さまに「弁護士に相談してよかった」と感じていただけるきっかけになるはずです。

やはり、「相談してよかった」「依頼してよかった」と言っていただいたときが、弁護士になって本当によかったなと思えます。

私自身、いつも依頼者の方のために、弁護士として何ができるかを考えています。「依頼者の方のお悩みを解決するには、どうしたらいいのか？」と。そう考え続けることで、よりよい解決策の提案につながっていると感じます。そして、私の提案した解決策により、無事に依頼者の方の抱えるお悩みを解決できた瞬間は、何にも代えがたい、私の弁護士人生における貴重な財産ですね。苦しい状況から依頼者の方を救えた経験は、やりがいにもつながっています。これからも一人でも多くの方に「相談してよかった」と言っていただけるように、日々努力してまいります。

“餅は餅屋”。自分が今、どのような状況に置かれているのかということは、ご自身ではわからないことのほうが多いと思います。ですから、私たちはまず、お客さまご自身が置かれている状況を正確にわかりやすく説明いたします。そのうえで、お一人お一人にあった問題の解決方法を一緒に考えてまいります。一方的に押し付けることはありませんので、安心して相談していただけます。多様性の街・久留米にうってつけの法律事務所ではないでしょうか。

借金の返済が難しくなり、自己破産を考えていらっしゃる方からご相談を受けたことがありました。詳しくご事情を伺い、借金額や利息を調べてみると、なんと予想以上に過払い金が発生していることがわかりました。依頼者の方にそのことをお伝えし、手続を進めたところ、過払い金で借金を完済できたうえに、完済して余った残りの過払い金が戻ってきたのです。相談前は毎晩眠れない日々が続いていたとのことでしたが、「勇気を出して相談してみて本当によかった」と言っていただき、私もうれしい気持ちになったのを覚えています。